こんにちは。らいとです。
いよいよ5月、カメックスメガバトル本番の時期が近づいてきました。
各地で行われているクロバットBREAKバトルも半分が終わり、だいぶ落ち着いてきたような気がします。

僕は相変わらず行進ばかり使っています。
最近出たジムバトルでは、何度か入賞したりして、クロバットは合わせて3枚ゲットできました。


本題。
ここのところ、ジムバトルではギラティナEXがとても多いです。
今回はこのギラティナに焦点を当てた記事です。
XY7発売からこれまでの流れを振り返ってみましょう。


2015/6/20 XY7バンデットリング発売
ギラティナが登場。特性はんこつのはどうによる対M進化への性能と、カオスウィールによる高いロック性能から、注目を集める。4エネという重さであるものの、ダブドラが草と超の要求を満たしているため、レシラムなどのエネ加速と組み合わせる形で環境に現れ始める。


7月~8月
5月から7月のジムバトルの景品であった、プロモパック第5弾に収録されていたガチゴラスEXと組み合わせた、「ガチゴラスギラティナドータクン」が登場する。色町鉢巻によるガチゴラスの打点の高さとギラティナのロックの2つを、ドータクンが加速することで相手によって使い分けることができるのが魅力だった。ヒードランやギルガルドといったサブアタッカーを入れることでさらに多くの相手をすることができた。


2015/9/26 XY8青い衝撃赤い閃光発売
ゾロアークとゾロアークBREAKに加えフライトナイトイベルタルが登場し、それに伴ってイベゾロなどの悪が復権し始める。イベルタルEXのイビルボールが4エネを要求されるギラティナには強く刺さっていた点、鉢巻を貼ってもゾロアークBREAKをOHKOできず、かつクセロからのイカサマカオスウィールで逆に反撃できず倒されてしまう点などから、ギラティナにとっては環境的に逆風となる。

また、数は多くないもののMミュウツーXのバニシングストライクもギラティナをOHKOしてくるため苦手な相手だった。
総じて、ある程度いたガチギラの数はもちろん、ギラティナの総数自体が減少傾向となる。


2015/12/11 XY9破天の怒り発売
闘魂のまわし、時のパズル、ピーピーマックス、ダークライEX、オーロットBREAKが登場する。
まわしギラティナはHP210という場持ちのよさと、カオスウィ―ル110というほとんどの相手をツーパンかつシェイミをOHKOできる非常にきれいなラインを達成できたことから、これまでの鉢巻に替わって使われ始める。
一方で、夜の行進は新しく得た時のパズルによる二個玉・サーチャーの管理の容易さ、まわしによる耐久の伸びから、ミロカロス入りを筆頭に圧倒的に増加し始める。
増えていた悪はイベルタルの雷弱点も含め行進にサイドレースで勝てず、再び数を減らし始める。ギラティナの数は行進に有利であることとイベルタルの減少から増え、ラフレシアと組み合わせた「ラフギラ」のようなより強いロックに重きを置いたデッキタイプに移り始める。12月末には活力剤が登場し、ラフレシアがより立ちやすくなる。

この時点では、ダークライはピーピーマックスとともにスリーパーやカラマネロなどと組まれている程度だった。

オーロットは、グッズロックに加えてBREAK進化によって自身がばら撒きをできるアタッカーとなり、ミツルによる先1グッズロックと合わせて行進の対抗馬として台頭してくる。


1月下旬~2月ごろ
オーロットはロックが決まると一方的に勝てるものの、相手がたねを出さずにサイドを取りきることができなかったり、相変わらず子イベが辛かったりとなかなか入賞することができなかった。しかし完全にいないわけではなく、少ないものの踏みたくない「地雷」的な立ち位置になっていた印象。
このころビークインゾロアーク(ビーゾロ)が普及し始める。


2016/3/16 XY11めざめる超王発売 
XY11にはギラティナの数に直接影響を与えたカードはなかった(と思う)。
サイドレースや火力,速効性で明らかにトップの性能である行進とそれを封殺するオーロットがあり、それのどちらにも強く出られるといった点から、3月後半から4月の頭にかけてギラティナ入りの悪、通称「悪ギラ(ギラダーク)」が登場し始める。
エネ加速という点でピーピーマックスが、耐久の向上という点でまわしがギラティナとダークライのどちらにも相性がよく、ダブルドラゴンエネルギーで悪の波動の火力の底上げができる点も利点の一つだった。
ダークライは超抵抗という性能からミュウバケッチャに強く、まわしのために鉢巻が抜けていった行進にとって、偶数HPである180は非常に倒し辛かった。

行進側はギラティナの増加を受けてジラーチや、二個玉だけでなく基本エネを積む構築が増えた。


現在(4月下旬)
今の悪は、見ている限り半分以上がギラティナ入りとなっている。


こんな感じでしょうか。まだ出てから1年経ってないのに驚き。
色んなデッキタイプが現れては消えていくのは、振り返ってみると面白いですね。

コメント

アカフチ
2016年4月27日12:41

初めまして、アカフチと申します。
ギラティナを軸とした環境の変遷、興味深く読ませていただきました。
個人的にはあまりギラティナとの対戦経験がなく、強さがよくわかってませんでした。悪タイプと一緒に組んでいるという現状を考えると対ギラティナのプランを考えておいたほうが良いですね。
リンクいただいていきます。

りさパパ
2016年4月27日14:29

はじめまして、こんにちは~♪
タイトルが気になり飛んできました
ギラティナとWドラゴンの登場以来、サーナイトEXと組んで、今でも使い続けてます
もう、半年以上使っているので、少し飽きもきましたが、フェアリーにとって、頼れる相棒です♪
リンク、頂いていきます(。・ω・。)ゞ

らいと
2016年4月27日15:30

アカフチさん
コメントありがとうございます。
ギラティナは実際に当たってみないとその強さが分かりづらいカードだと思います。
行進使ってると特に強さを実感します。
事前にどのように立ち回るか決めておくと勝ちやすいですね。
こちらもリンクいただきます。

らいと
2016年4月27日15:31

りさパパさん
コメントありがとうございます。
フェアリーと組ませるギラティナは、ガーデンによる足回りの軽さとトランスまんたんの耐久がいいところですね。
こちらもリンクいただきます。

tGarasi(てぃーがらし)
2016年4月27日18:16

はじめまして。tGarasiと申します。
某もギラティナ主体のフェアリー系を息子殿と時折使用いたしており、大変興味深く拝見させていただきました。
ギラティナはダブドラが入れられれば色んなデッキに入れられそうなため、面白い動きが出そうな相方はいないかと考えています。
リンク頂戴いたします。

らいと
2016年4月27日19:47

tGarasiさん
コメントありがとうございます。
ギラティナは色々なパートナーと組めるのがいいですね。

ますパパ
2016年4月27日21:28

ギラティナの動きもそうですが、出して引っ込む悪の動きも面白いですね。
最初に、ギラティナとダークライ合わせた人の着目もすごい!と思います。
とても楽しくわかりやすい記事でした!

らいと
2016年4月27日21:46

ますパパさん
コメントありがとうございます。
一連の流れを振り返ってみると、いくつかのデッキと、それに伴うまわしやパズルといったキーカードの登場で、勢力の変化が起こっていることが分かりましたね。
お褒めの言葉、ありがとうございます!

nophoto
ふみや
2016年4月28日21:43

分かりやすかったです。参考にさせていただきます。
ちなみに本文の後半、「ダブルドラゴンエネルギーで悪の波動の火力の底上げができる点」とありますが、ダブドラってあくのはどうのタメージに加算されましたっけ。

らいと
2016年4月28日22:04

ふみやさん
コメントありがとうございます。
ダブドラはドラゴンについていればすべてのタイプとして扱うので、悪の波動の火力アップの対象となる悪タイプとしても働きますね。
1回の手貼りだけで40火力が上がることになります。

nophoto
ふみや
2016年4月29日12:42

なるほど。レインボーと同じですね。ありがとうございました。

タッツー
2016年4月30日21:57

読み物として面白く、また自分がいる地域以外の環境も知ることが出来て有意義に読ませていただきました。ありがとうございました。

らいと
2016年4月30日22:53

タッツーさん
コメントありがとうございます。
SPジムというと、静岡の方ですかね。僕は神奈川住みなので神奈川東京辺りの環境を書いてみました。参考になったならよかったです。

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